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NFTプラットフォームOVO(オーヴォ)とは?概要と使い方を解説

NFTプラットフォームOVO(オーヴォ)とは?概要と使い方を解説
だんごむし君

OVOってなに!?

もなよ

NFTのプラットフォームです!

こんにちは、もなよ(@monayo_axie)です。

NFTプラットフォーム聞いて思い浮かべるのは、世界的に有名なOpenseaやMagic Edenですよね。

今回解説するNFTプラットフォームは「OVO」です。

初めて聞く方も多いと思いますので、詳しく解説していきます。

この記事を読むとわかること
  • OVOの概要
  • OVOの特徴・使い方
  • OVOのNFTの種類

OVOとは?どんなNFTプラットフォーム?

OVO(The Only Value Observation)は香港発のDao Chainが開発するNFTプラットフォームです。

48時間で9,000点以上のガチャを販売、プラットフォームトランスファー数10万回超え、NFT販売数6万件達成、といった実績があります。

ユーザーはOVOを使ってNFTの売買、NFTの作成が可能。

将来的には様々なNFTプロジェクトで活用できるスーパーアバターの購入/発行もできるようになります。

もなよ

OVOの各公式リンクを以下にまとめておきました。

OVO official websitehttps://www.ovo.space
Twitterhttps://twitter.com/ovo__official
Twitter (JP)https://twitter.com/ovo_japan
Discordhttps://discord.gg/4AgYvJVcT2
Mediumhttps://ovonft.medium.com/

OVOの特徴

OVOの主な特徴は以下の3点です。

  • OVO スーパーアバター
  • DCIM
  • メタバース

OVOスーパーアバター

NFTプラットフォームOVO、AMAで人気爆発! 戦略とビジョンを初公開!|Dao Chain Investment Management  Limitedのプレスリリース

OVOには、スーパーアバターNFTという特別なNFTが存在します。

OVOで購入したスーパーアバターNFTは他のメタバースプロジェクトでも使用することができるようになります。

すでににゃっちーずシリーズはDecantraland、SandBox、MatrixWorldで使用可能です。

DCIMという権利認証システムを搭載

DCIM(the Dual Copyright Inspection Mechanism)はNFTなどの暗号資産に対する権利認証システムです。

NFTの発行と取引の正当性を確認するため、NFT作品と書面契約書NFTによる二重著作権検査メカニズムが実装されています。

OVOで発行されるNFTはERC721とERC1155に基づいており、発行時から流通時まで著作権の管理が可能です。

NFT保有者、もしくはトレーダーはOVOプラットフォームでいつでも書面契約書NFTによって正当性が確認できます。

スーパーアバター以外のNFTもメタバースで使える

OVO Super Avatarだけでなく、様々なNFTアセットがOVOに接続されたメタバースで使用できるようになります。

また、OVOは独自のメタバース「MetaArtia」を開発しており、将来的にOVOで購入したNFTをMetaArtiaで使用することも可能です。

クリエイターにとって、様々なメタバースにリーチできるNFTが制作できるというのは大きなメリットと言えるでしょう。

OVOが対応しているチェーンはBSC、ETH、FLOWの3つ

OVOがMatrix Worldと提携! OVO発行のNFTがメタバースへ移行|Dao Chain Investment Management  Limitedのプレスリリース

OVOはBSC、ETH、FLOWといった3つのチェーンに対応しています。

NFTを売買する際、どのチェーン・通貨を使用するかは売買するNFTによって変わりますので、事前に気になるNFTがどのチェーンのNFTなのかをチェックしておくとよいでしょう。

BSC(バイナンススマートチェーン)

BSC(バイナンススマートチェーン)は世界最大の仮想通貨取引所が開発したブロックチェーンネットワークです。

ガス代が安いので、NFT初心者の方は、BSCのNFTを触るのがおすすめです。

ETH(イーサリアム)

イーサリアムネットワークはDapp(分散型アプリケーション)を開発するプラットフォームとして有名です。

ガス代が高額なことでも知られています。

この問題を解決するために、大型アップデート(Merge)に期待が寄せられています。

FLOW(フロー)

FLOWはPoS(トークン保有者による取引証明)と高速取引が特徴のネットワークです。

Dapp開発にはケイデンスという言語が採用されており、イーサリアムネットワークと比べ操作は簡単になっています。

OVOの機能と使い方

OVOにはマーケットプレイスやミステリーボックスなど、NFTプラットフォームとしての基本機能の他にも合成機能や図鑑機能、ジェネシスといったユニークな機能が実装されています。

それぞれ見ていきましょう。

マーケットプレイス

OVOにおける基本的なNFT取引機能です。

メニューバーでは「Trading Market」と表示されています。

トレーディングマーケットをクリックするとマーケットプレイスのページへ移ります。

フィルタリングではNFTシリーズやレベルなども設定できます。

Free Mint

Free Mintは、無料でミントすることができるNFTです。

中身の期待値として★が表示されています。

★はレアリティ、マイニングパワーといったNFT運用時に発揮される価値で、ARやVRへの拡張時にも★の値は関係します。

Free Mintを入手するにはディスコードでプロダクトマーケティングに貢献する必要があります。

合成機能

NFTを合成することでより高いレアリティ、マイニングパワーを持ったNFTを入手できます。

2022年8月時点では未実装ですが、合成機能に関する情報はSNS等で頻繁に発信されています。

合成機能にはスタミナシステムが採用されており、無限に合成できるわけではありません。

スタミナは99ST(スタミナ)/日という制限があります。

図鑑機能

OVOには図鑑機能と呼ばれるコレクションシステムがあります。

図鑑のブランクにNFTを当てはめることでコンプリート報酬を得ることができます。

ジェネシスNFT

ジェネシスNFTの保有者は、NFTを毎日無料で作成できます。

ミント(作成)したNFTの用途は自由です。

また、売却益は運用益はジェネシスNFT所有者に還元されます。

ジェネシスNFTを入手するには、ディスコードで発行されるホワイトリストに当選しなければなりません。

ホワイトリストに当選するには、OVOコミュニティーへの貢献度と共に、レア度の高いNFTを保有している必要があります。

その他にジェネシスNFTは、マーケットプレイスでも購入できます。

ガチャ(ミステリーボックス)

ガチャは、BUSDを支払って回す有料のNFTガチャです。

現在はにゃっちーず第3弾とCOGのガチャを回すことができます。

ガチャの価格は、にゃっちーずでは第3弾は1連20 BUSD、10連 180 BUSDです。

COGでは、1連60 BUSD、10連540 BUSDです。

OVOのNFTラインナップ

OVOではにゃっちーず、Cuty Owl Girls(COG)、Gravure idolsなどが購入できます。 

特ににゃっちーずはホログラフィックARを導入した新しいNFT形態です。

ユニークなデザインとなっているので、マーケットプレイスで見てみましょう。

にゃっちーず

にゃっちーずはネコ型アートNFTです。

コレクション機能もあり、指定されたカードを所有していると新しいNFTが貰えるシステムも実装されています。

  • にゃっちーず第2弾の☆4カードを5枚集めると☆5カードと交換できます。さらに、77,777ドルの山分けに参加することができます。
  • ☆5カードを合成で手に入れると7,777ドルを手に入れられるうえ、77,777ドルの山分けに参加できます。

ホログラフィックARを導入したNFTとしても話題となっています。

将来的にはマイニングパワー(NFTをステーキングして報酬を得る機能)も実装される予定です。

Cuty Owl Girls(COG)

Cuty Owl Girls(COG)は少女タイプのアバターNFTです。

日本で人気のおにぎりまん氏がデザインしたことで話題となりました。

にゃっちーずと同じく、将来的にはマイニングパワーの付与が予定されています。

ジェネシスNFTも比較的安い値段で入手できるので、気になる方はマーケットプレイスを見てみましょう。

Sound ART Project FLUcTUS(フラクタス)

Sound ART Project FLUcTUS -SYMBOL-のクリエーターコラボNFTが約1480万円で落札|Dao Chain  Investment Management Limitedのプレスリリース

Sound ART Project FLUcTUS(フラクタス)は、「fluctus=波」をコンセプトに光と⾳の波の融合が⽣み出すSound ART プロジェクトです。

Sound ART Project FLUcTUS(フラクタス)の第一弾「Sound ART Project FLUcTUS -SYMBOL-」では、小室哲哉、九島優、撃鉄、popman3580、寺田てらの5名のクリエイターがコラボした作品「ALLMIX」が、オークションで89ETH(当時の価格約1,480万円)で落札されています。

Gravure idols(グラビアアイドル)

Gravure idols(グラビアアイドル)は、そのままの意味でグラビアアイドルのNFTシリーズです。

OVOは17人のグラビアアイドルと契約しており、レアリティ設定がされています。

合成機能・図鑑機能は実装されていません。

2022年8月時点では、FLOWにのみ対応しています。

もなよ

ここまで読んでいただきありがとうございました!

OVOについて調べていた方、OVOの利用を検討されていた方々にとって有益な情報となれば幸いです。

Twitter(@monayo‗Axie)では仮想通貨情報や自分なりの考え方、ブログとSNSの運用方法を毎日ツイートしています。