自分で組み立てる必要がなく、パーツ構成を選ぶだけで自分好みにカスタマイズされたゲーミングパソコンが手に入るBTOパソコン。
そんなBTOパソコンの購入を検討しているものの、パーツの選び方が分からず、どのパソコンを購入すれば分からない方も多いと思います。
そこで本記事ではBTOパソコンのおすすめの予算やパーツの意味と選び方、おすすめのBTOパソコンメーカーなどについて解説します。
初めてBTOパソコンを購入する方、BTOパソコンの選び方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
BTOパソコンとは?

BTOとは、受注生産を意味する「Build To Order」の略で、パーツ構成を詳細にカスタマイズできるパソコンのことをBTOパソコンと呼びます。
BTOパソコンは注文を元に一から製作されるため、家電量販店の既製品より豊富な選択肢から選ぶことが可能です。
また、パーツを選んだ後の組み立てをメーカーに任せることができるため、自作に比べて必要な知識が少なく、手軽なのも特徴の一つです。
BTOパソコンのおすすめの予算

BTOパソコンを選ぶ際には、CPUやグラフィックボードの性能、メモリやストレージの容量に応じて、必要な予算が大幅に変わってきます。
VarorantやApexなどのゲームを144fpsで遊ぶことができ、動画編集なども可能なBTOパソコンが欲しい場合は、20万円前後の予算を用意しておくと良いでしょう。
必要スペックより余裕をもったスペックのパーツ構成にすることで、FPSゲームや動画編集を快適に行うことができます。
BTOパソコンパーツの意味と選び方
CPU

CPUはパソコンの処理全般を行うパーツで、CPUのクロック周波数やコア数などの性能は、パソコンの処理速度に大きく影響します。
動画編集をメインの用途にする場合は、高負荷の動画編集も問題なく行えるように、クロック周波数とコア数の高いCPUを選ぶと良いでしょう。
グラフィックボード

グラフィックボードは画面描写の専用装置であるGPUを搭載しており、3Dグラフィックの品質や処理速度に関わってきます。
特に最新ゲームには高性能GPUが必須であることが多く、ゲームをメインの用途にする場合は、スペックの高いグラフィックボードを選ぶ必要があります。
メモリ

メモリはデータを一時的に保存するパーツで、CPUが一度に実行できるプログラムの数を増やし、パソコンの処理速度や処理限界に影響します。
ゲームプレイと動画配信など、高負荷な作業を並行して行う場合は、メモリ容量にも余裕をもったパーツ構成が必要になってきます。
ストレージ

ストレージはデータを保管するパーツで、速度や静音性に優れるSSDと、SSDに比べて低価格で容量に優れるHDDの2種類が存在しています。
ゲーム用途には読み込み速度の速いSSDが、動画編集用途には容量の大きい動画を複数保存できるHDDがおすすめです。
電源

電源はコンセントの交流電源を直流電源に変換するパーツで、パソコンの各パーツに電力を供給して動作させる、下地となるパーツです。
ゲーミングパソコンに使用される高性能なパーツは電力消費も激しく、電源の容量はパソコンの寿命にも直結するため、容量の大きい電源を選ぶと良いでしょう。
CPUクーラー

CPUクーラーはCPUの発する熱をファンなどで放熱するパーツで、大きく分けて空冷クーラーと水冷クーラーの2種類が存在します。
冷却性能が高いのは水冷クーラーですが、メンテナンスが難しく上級者向けであるため、初心者にはオーソドックスな空冷クーラーがおすすめです。
おすすめのBTOパソコンメーカー
フロンティア

フロンティアは大手家電量販店であるヤマダ電機グループのBTOパソコンメーカーで、他メーカーと比べてセールが多くサポートも充実しています。

そんなフロンティアでおすすめのモデルは、「FRGAMLB760M/ERS1 ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 推奨PC」
大人気のアクションRPGであるELDEN RINGを不自由なく楽しめるスペックで、なおかつ一年間のセンドバック保証が付属しています。
マウスコンピューター

マウスコンピューターはTVCMで知名度の高いBTOパソコンメーカーで、ハイエンドの多いG-Tune、コスパ重視のNEXTGEARの2つのブランドを展開しています。

そんなマウスコンピューターでおすすめのモデルは、「NEXTGEAR JG-A7G6T(スターター5点セット)」
RTX 4060 Ti/8GBのパソコン本体に加えて、ゲーミングマウス、キーボード、ヘッドセット、ディスプレイがセットになった、これ一つで完結するセットモデルとなっています。
パソコン工房

パソコン工房はエントリークラスからハイエンドクラスまで幅広く揃えるBTOパソコンメーカーで、実店舗が多く対面サポートも受けやすくなっています。

そんなパソコン工房でおすすめのモデルは、「iiyama PC LEVEL-M27M-144F-ST1X-MINT SHERBET」
コスパ良好なパーツ構成で快適にゲームをプレイでき、なおかつ2面ガラスのピラーレス筐体とLEDイルミネーションでゲーミングらしいデザイン性も両立しています。
まとめ
BTOパソコンは、手軽に自分の好みに合わせたゲーミングパソコンを作ることができますが、初心者にとっては少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。
しかし、それぞれのパーツの意味や選び方を理解し、事前に必要な予算を想定しておけば、自分に最適なパーツ構成を選ぶことはそう難しくありません。
BTOパソコンを購入することを検討している方は、ぜひこの記事を参考にBTOパソコンメーカーやパーツ構成を選択し、自分だけのゲーミングパソコンを構築してみてください。

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